購買(来店)日で絞り込みアプローチする方法
今回は購買日、来店日で絞り込みを行いアプローチをかけていく方法についてお話ししていきます。
DMを発送したり、メールを配信しても思うようなレスポンスを得られないことがあります。
DMの送付やメール作成にはコストや労力も必要になってきますので、費用対効果の高い販促を行いたいものです。
そこで最終購買日を分析し、比較的最近のお客様へアプローチをかけることが有効です。
--------------------
<最終購買日が新しいほどリピートの可能性が高い>
一般的に最終購買日が新しいほど将来のリピート率が高く古いほどリピートの可能性が低いと言われます。
このことから、まずは最終購入日を1〜3ヶ月、3〜6ヶ月、6〜12ヶ月のように区分し、お客様をそれぞれに割り当てていきます。
そして最終購買日が新しいお客様に対して優先的にアプローチをしていきます。この場合だと1〜3ヶ月の間で購入、来店のあったお客様を優先してサンキューメールやフォローメール、DM等を送ります
(美容院やサロンなどの例)
"先月ご来店頂いたお客様へ。仕上がりの方はご満足頂けましたでしょうか?万一気になることなどございましたら、アフターケアをさせて頂きますのでお気軽にご連絡ください。"
お客様を気遣った内容のメールでしたら売り込み感も少なく自然なアプローチができますので、お客様の警戒心もなくなります。
--------------------
<3回安定・10回固定の法則を活用する>
一方、新規のお客様の場合は1度の来店では店舗や商品、サービスの良さは理解されにくいものです。
マーケティングには「3回安定・10回固定の法則」というのが存在します。
3回来店するとリピーターになり、10回目で固定客化の可能性が高いということです。
1回目:新規客
2回目:リピートへの動機を作る
3回目:キャンペーンなどのご案内
このように新規のお客様には、早い段階でサンキューメールなどを送り2回目、3回目とリピートしてもらえるアプローチを行っていく必要があります。
--------------------
<まとめ>
最終購買日などで絞り込んだ分析法は固定客化しやすいお客様を判断することに役立ちます。
ご紹介してきたように、既存客と新規客とではアプローチのタイミングが変わってきますので、それぞれに合った販促を行っていきましょう。