お客様が商品を買うまでの「行動」や「心理」の背後にある「なぜ?」を掘り下げて、
その本質を突き詰めることで効果的なマーケティング活動が行えるようになります。
・買う時の「心」の動き
・買う商品によって「心」の動きが変わる
今回はこの3つのテーマでお話します。
買うまでの「心」の動き
「買うまで」のプロセスは一般的に5つの段階があると考えられます。
①問題認識
※生活に不満・不自由を感じる時に、ある商品やサービスが不足していることに気付きます。
②情報探索
※認識された不足を解決するために必要な情報を自分の記憶(内部情報)や広告や口コミ(外部情報)から探し出します。
③代替案の選択
※探し出した情報から一番良かった情報を選びます。
④購買行動
※最も評価の高い商品を買います。
⑤購買後の評価
※買う前の期待と比較して満足度を評価します。
買う時の「心」の動き
お客様が商品を買うのを決定する要因は大きく分けて2つあります。
①外的要因が影響
・文化→信念や価値、行動様式など
・社会階級→職業、学歴、財産など
・家族→家族のライフスタイル
・準拠集団→友人などの第一次集団
→宗教や組合などの第二次集団
・対人的影響→口コミやオピニオンリーダー
※流行に敏感な人
・企業のマーケティング→商品PRなど
②内的要因が影響
・動機→行動のきっかけとなる欲求、動因など
・知覚→内・外的環境からの刺激が影響する
・態度→ブランドイメージなど過去に一度
影響を受けたものは再発しやすい
・学習→過去の習慣などが影響する
・パーソナリティ→他人とは違う自分の個性が影響する
買う商品によって「心」の動きが変わる
①拡大的問題解決
→ブランド品などの、あまり頻繁に買わない商品は
情報や知識がほとんどない場合が多く
購入を決定する時は商品に対する情報を調べたり、
他にも良い物がないかをたくさん調べてからになります。
②反復的問題解決(日常的反応行動)
→生活必需品など買う機会が多く値段が安い商品は
商品に対する知識とブランドの好みを持つ場合が多く
購入を決定する時は、①と違い調べる事に時間をかけず
同一ブランドを買ったり、割引情報などに反応して
買う場合が多くなります。
③限定的問題解決
→新商品などの場合は、
そのブランドの知識は多少あるが特徴は詳しく知らず
何か新しい情報を追加したり、ブランドに対する
信頼感などが影響する場合が多くなります。
いかがでしたでしょうか?
例えば、お客様が買う時に影響を受けやすいことに
目を向けた宣伝PRを行うことでマーケティング活動が
さらに活性化します。
今回のまとめが何かのご参考になれば幸いです。
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次回もお楽しみ♪
最後までお読みいただきありがとうございました。