今回は、設定したペルソナに対して効果的に宣伝する方法をご紹介します。
商品やサービスという「モノ」が売れるように宣伝するのですが
昔は「モノ」の紹介をするだけでも売れました。
しかし、インターネットが普及し情報過多の現在では
「モノ」の宣伝だけでは、なかなか売れません。
じゃあ値下げすれば良いのか?
それも一つの手段ですが、その前に試してほしいことがあります。
あなたは「コトPOP」や「コト告知」という言葉をご存知でしょうか?
コトPOPやコト告知とは
「モノを買う事で得られる体験を伝えること」です。
例えば薬用トリートメントの宣伝をするとします。
お客様はトリートメント(モノ)が欲しいのではなく
髪の毛がサラサラになったり、皮膚が健康になったり、
オシャレを楽しむコト(体験)が欲しいのです。
さらにコトPOPやコト告知とは、お客様にとって
・価値がわかるコト
・役に立つコト
・楽しくなるコト
というメリットを呼び起こす手法とも言えます。
呼び起こすきっかけとなる感情は
・初めて知った!という発見
・なるほど!という納得
・へぇそうなんだ!という興味
・そうそう!という共感
などですので、
その感情を呼び起こすような言葉で宣伝すると効果的になります。
そしてこの感情を呼び起こすために必要なのがペルソナ設定なのです。
例として分かりやすいバナー広告を3つ紹介します。
エブリデイイングリッシュ
英会話教材の会社です。
英会話を習いたいけど…ともう一歩踏み込めない人の心理をよく突いていると思います。
学生時代は興味がなかった英語。
しかし大人になってから習いたいという人はたくさんいます。
その中でこんな悩みを持っている人達も少なくないんじゃないか?と思います。
ヤーマン
美容機器メーカーです。
使用後のイメージがとても具体的でわかりやすいです。
子供のいない私でも乳児が触っても嫌がられない肌になる=すべすべと連想してしまいます。
Mens Casual
アパレルのウェブショップです。
それでは次回はビジュアルで効果的に訴求するノウハウをご紹介します。
お楽しみに♪