販促, 販促:インターネット集客

評価サイトと美容サロン

テレビ朝日ほかで、様々な芸能人が独自の持論をアツく語り尽くす番組
 
「俺の持論」
が10月7日に放送されました。
※公式ページ > https://www.tv-asahi.co.jp/jiron/#/?category=variety
 
その中で、伊集院光さんの持論「日本人総マリオネット論」美容院・サロンを始めとした全てのお店の経営者にとって関わりのある内容だったので紹介したいと思います。
 
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「われわれ日本人は全員操られてんだよ!」と伊集院さんは主張します。
 
そして、さらにこう訴えています。
「操られた結果、自分や周りの感覚が狂ってしまっている!」
 
 

 

1)一体何に操られているのか?

 

もう放送も終了したし様々なブログで紹介され検索すればいくらでも情報が出てくるので、さわりだけネタばれしちゃいます。
 
・・・
・・・
・・・
 
伊集院さんは「お店の評価サイトにみんな操られている」と主張しました。
 
評価サイトとは
 
・Amazon
・価格ドットコム
・ホットペッパー
・食べログ
 
などに代表されるお店の評価を投稿できるサイトのことを言います。
 
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美容室・サロン・飲食店だけでなく今となってはお医者さんまで★をつけて評価されています。
 
 
 
実際にこの評価サイトが購買にどれくらい影響するのか?
 
番組内では69.5%の人がグルメサイト・アプリのクチコミレビューを参考に行くお店を決定する
と答えたアンケート調査結果が紹介されていました。
※ソース元:MMD研究所
 

 

2)美容室・サロン業界における評価サイトの影響は?

 
ホットペッパービューティーアカデミーの調査では、評価サイトを参考に行くサロンを決めたと答えた人は以下です。
 
<理・美容室>
男性・・・21.1%
女性・・・25.4%
 
 
<エステ>
女性・・・42.6%
 
 
<リラクゼーション>
男性・・・33.6%
女性・・・30.9%

という結果でした。
番組で紹介された飲食店ほど高くありませんが、1/3以上の方が評価サイトを参考にしているとなるとやはり無視できないですね。
 
 

 

3)評価サイトに操られている

 

伊集院さんは評価サイトに書かれているお店の評価と自分の評価に差異があった場合
 「私ってちょっとズレてる?」
 「このお店って良いと思ったけど本当はダメなのかな?」
といった具合に自分の感覚すら疑ってしまうという現象が起きると言っています。
 
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そして、お店側も評価サイトに操られ始めている!と主張しています。
その理由として、飲食店で「味に関係のない、もしくは悪影響を与える食材でも、インスタ映えするから積極的に使っていく」というお店が増えている!という例を挙げていました。
 
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じゃあネットの高評価に操られないためにはどうしたら良いのか?
という伊集院さんの結論はネタばれすぎるので避けますが、笑えるので機会があれば観てみてください。
 
なるほど!そういう考え方もある!と唸る結論ですし、とても楽しい気持ちになりさすがだなぁと思いました^^
 

さて、それでは私が考える評価サイトと美容サロンの関係、
というか、Google(インターネット検索)と美容サロンの関係について次の章でお話したいと思います。

 

4)若者はGoogleやYahooで検索しない

 

かなり前のメルマガでも紹介しましたが最近の若者はGoogleやYahooでの検索はあまりしないというデータがあります。

ちなみに最近の若者とはインターネットが物心ついた時から存在した世代のことを指します。

その理由は、「GoogleやYahooはSEO対策されているから!」(検索エンジンで結果を上位に表示させる工夫のこと)
簡単に言うと、「GoogleやYahooはビジネスの宣伝ばかりでリアルじゃない!」といったところでしょうか。

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そのため、若者は主にTwitterなどのSNSでそのお店や商品について検索するようになりました。
つまり一般人のクチコミを求めているいうわけです。

そのため評価サイトが盛り上がっているのだと思います。

 

5)小手先の情報は罰せられる時代に

 

しかし、一般人のクチコミには正しくない情報も多々ある!という問題が近頃注目されてもいます。

その代表的な物がMerryの閉鎖です。

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医療・健康・美容の情報をかき集めて一つの記事にするキュレーションメディアをDeNAが運営していましたが「その情報の中には信憑性のない情報も多く含まれ信用することによって健康を害してしまう恐れがある」という理由で炎上し閉鎖にまで追い込まれました。

その影響もあって今月頭に配信したメルマガでGoogleの評価の仕組みが大きく変わったと紹介したように「専門家が書いた記事と断定できない場合は検索順位を下げることもある」とGoogleが公式発表しました。

※詳しくはこちらのブログで↓
美容室・サロン・整体院のブログ集客の注意事項!医療・健康関係の記事は専門家じゃないとダメ

 

 

6)Googleと美容サロンの今後

 

Googleが運営する検索エンジンは「調べる」という行為が「便利になる」ように日々アップデートされています。

「調べたらデマだった」という現在の状況は非常に好ましくありません。

つまり、今後は小手先の情報では検索上位に表示されず、本当に価値のある情報だけを検索上位に表示されるようになるはずです。

これは美容サロンでも同じことが言えるようになると思います。
今後、評価サイトに掲載されている情報も精査されるようになるはずです。

「クチコミをたくさん作りますよ!1件=〇円です!」と評価を売っている会社も少なからず存在するようですがそんなのはすぐ通用しなくなります。
そんなことは全く気にしないでサロンは、自分の良さを上手に伝える努力をすればOKです。
そうすれば自分に見合う評価を受けれるようになる。

そう遠くない未来、評価サイトは進化するはず。

サロンは自分の良さを磨いてそれを伝える努力をしていれば大丈夫!というのが私の考えです^^

最後までお読みいただきありがとうございました。

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