職業、役割で絞り込みアプローチをかける方法
今回は職業、役割でターゲットを絞り込みアプローチをしていく方法についてお話ししていきます。
「職業」とはOL、経営者、公務員、学生などで、「役割」とは主婦(夫)、母親、父親、兄、妹などです。
この2つの属性は誰しも持っており、当事者意識を感じやすいキーワードであることからアプローチにも効果的です。
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<お客様の状態にスポットを当てる>
職業、役割で絞り込みを行うのポイントは、お客様の現在の「状態」にスポットを当てることです。
①「職業」にスポットを当てた例
「毎日休みがなく忙しいビジネスマンへ」
「集客方法でお悩みの経営者様へ」
「日々の残業でお疲れのOLの皆さん」
「入社したてでホッと一息付きたい新入社員へ」
「毎日休みなく忙しい...」「集客方法でお悩み...」のように「職業」の前にかかる、「状態」についてスポットを当てることは当事者意識を喚起させることに効果があります。
②「役割」にスポットを当てた例
「最近イライラ気味のご主人様へ」
「財布の中が気になるお父さんへ」
「賢い主婦の皆様、お集まり下さい!」
「私だけの時間が欲しいと願う奥様へ」
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<男性と女性では汲み取るポイントが違う>
(男性)
男性は古来より狩りをする狩猟本能を持っている生き物です。そして狩りの技術を向上させなければ獲物が捕れず、食うに困ってしまいます。
男性は自分のスキルを磨くことが生存確率を上げることに結びつき、向上心に対しての関心が強い傾向にあります。
よってネガティブなイメージを汲み取ることで居心地の悪さを感じ反応を示します。
(女性)
女性は狩りには出ず、木の実や植物などを採ることで生活を補ってきました。そのため外のことを知る機会が少なく、情報を得るには仲間同士でのコミュニケーション以外に手段がありませんでした。
女性が理性的でコミュニケーションが上手、おしゃべり好きなのはこういった理由からであり、感情が「快」になるものを好む傾向にあります。
よってポジティブなイメージを汲み取った言葉が効果的です。
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<まとめ>
職業、役割で絞り込んだアプローチ方法をご紹介してきました。
どんな「状態」であるか、男女での違いなどの人の心理を汲みとることで、ピンポイントな集客が可能になります。
それぞれの立場にどんな言葉が響くかを考えてアプローチをしていきましょう。