美容サロンや飲食店などでもメールを活用した定期的な情報配信を行っている店舗はあるかと思います。
では、お客様に送信しているメール、
「メルマガ」
「メールマーケティング」
どちらの意識で行っていますか?
どちらも同じではないかと思われてしまいそうですがこの2つは意味合いが違うのです。
今回は「メルマガ」と「メールマーケティング」の違いについてご紹介していきます。
メルマガとメールマーケティングは目的が異なる
メルマガとメールマーケティングはメールを配信することは同じであるため、同じものであると認識されがちです。
しかし、この2つはその用途の目的が異なります。
メルマガは複数の対象に一斉にメール配信する
メルマガはその内容に興味を持った人が登録をすることで購読ができるサービスです。
「多くの購読者に同じ情報を届ける」という点では一方的なメール配信であるとも言えるでしょう。
それゆえ、内容に感心がない人にとってはただの迷惑メールになってしまう場合も多々あります。
実際スパムメールと勘違いされ解除されるメルマガも増えており、メールボックスにも迷惑メールとして振り分けられてしまうことがよくあります。
メルマガの強みは送信者側から強制的に情報を配信できることにあります。
やり方によっては内容に関心がないお客様にも関心を持たせるということも可能です。
メールマーケティングは個々の対象に合わせたメール配信
一方、メールマーケティングは「購読者ごとに最適な情報を届ける」という考えが基本にあります。
メルマガは分け隔てない配信であるのに対し、
メールマーケティングは購読者のデータ分析、検証などを行なった上でそれぞれに最適な情報を配信するという点で違いがあります。
主な特徴としては
・顧客の名前を入れる
・顧客によって文章を変更
・顧客の状況を分析し、顧客に合わせた商品の提案
・配信スケジュールを決めるなどのステップメール配信
このように綿密な分析を行い、計画性を持ったメール配信を行うのがメールマーケティングの特徴です。
まとめ
メルマガとメールマーケティングの違いについてご紹介してきました。
メルマガ、メールマーケティングどちらも使い方によっては販促に大きな成果をもたらす手法です。
配信する目的が何なのかを考え、効果的なメール配信を行っていきましょう。