購入した商品、サービスで絞り込んでアプローチする方法
今回は購入した商品やサービスで絞り込みを行い、アプローチをかける方法についてお話ししていきます。
顧客管理を行っていく上でリピーターを始めとし、お客様が一度でも商品やサービスを購入した場合購買履歴が残ります。
*購買履歴とは過去にどのような商品やサービスを購入したかの記録
購買履歴の情報からお客様の好みや、次にどのような商品が売れそうかなどある程度予測することができます。
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<人は一貫性を保とうとする>
人間には一貫性を保とうとする習性があります。これを心理学では「一貫性の原理」と呼びます。
商品を購入した場合、同じ種類の商品やサービスを購入したくなる傾向があります。
例えばルイヴィトンの財布を買った次には、ルイヴィトンのバッグやポーチが欲しくなるといったように同じブランドで揃えたくなります。
つまり一度ルイヴィトンの商品を購入したことがある顧客に対して、新商品やセールなどをオファーすることで再購入する確率が上がります。
こういった手法で50%以上のレスポンスがとれる場合もあり、リピート販促を行う上で有効な方法であると言えます。
(美容院やサロンでの例)
・シャンプーリニューアルキャンペーンでの例
「今までのシャンプーが新成分配合でリニューアルしました!お試し価格で来月一杯まで20%オフです!」
・ヘッドスパを定期的に受けている人への例
「ヘッドスパで使用するトリートメントをプラス500円で究極のトリートメントに変更可能!さらに髪と地肌に優しくなりました!」
(居酒屋などの飲食店での例)
・オムレツで使用している卵が新しくなった例
「大人気メニューのオムレツがリニューアル!徹底的に餌と環境にこだわった、○○県育ちの平飼い卵を使用!」
このように今までリピートしていた商品やサービスがリニューアルしたり、同じブランドの商品でも持っていないものがセールされることで再購入率がアップします。
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<まとめ>
購入した商品やサービスの購買履歴からアプローチをかける方法をご紹介してきました。
人間が持つ一貫性を保とうとする心理にアプローチをかけることで、商品によっては利益率を上げることも可能になります。
購買履歴からどのような商品がアプローチできるかをしっかりと分析していきましょう。