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美容室・サロン経営で役立つマーケティング理論⑧正しい商品PR方法とは?

美容室・サロン経営で役立つマーケティング理論⑧正しい商品PR方法とは?

あなたの経営する美容室・サロンでも新商品やリニューアルなどで商品PRを行うことも多いと思います。

PRにはいくつかの方法があり、あなたのサービス・商品に合ったPR方法を選んで実践していただくと、より効果的になります。

その参考にしていただけるように今回はターゲット設定(標的市場)の方法をいくつか紹介します。

PR方法は「商品とお客様の関係性」が重要となり大きく5つに分かれます。
(参考:エーベルの5つ方法)


①単一セグメント型

ひとつの「商品」に集中してお客様全体にPRする方法です。

※中小規模のお店にとって効果・効率が高くなります。
 ただ一点集中型なので、他の商品のPRができず
 チャンスを逃してしまう可能性もあり、
 急な環境変化にも弱い特徴があります。

 


②製品専門型

ひとつの「商品」を色々な客層にPRする方法です。

※ある客層では大人気となる可能性がありますが、
 ライバル店が新商品をPRした時などに
 ピンチに陥りやすくなります。

 


③市場専門型

ひとつの「客層のニーズ」に絞ってPRする方法です。

※商品のファンを作りやすいですが、
 逆にその「客層のニーズ」が変化した場合は、
 その影響を強く受けてしまいます。

 


④選択的専門型

「客層のニーズ」と「商品コンセプト」が一致した全てにPRする方法です。

※リスクが分散するので安定はしますが、
 大きな効果や結果が出にくくなります。

 


⑤全市場浸透型

お店の全ての「商品」を全ての「客層」にPRする方法です。

※大企業が主に取る方法で大きく2つに分かれます。
 ここでは大企業がどのような考え方でPRしているのかを知り、
 大企業がの裏をかく、あなたのお店独自のPR方法のヒントにして
 頂ければと思い紹介します。
 (参考:コトラーの3つの方法)

無差別型マーケティング

ひとつの「商品」を、ひとつの「宣伝方法」で全ての「お客様」にPRする方法です。

※万人受けする商品に向いており、宣伝方法が1種類なので
 コストが低いという特徴があります。

差別型マーケティング

全ての「客層」に対して、
それぞれの客層に合った「宣伝方法」で、
それぞれの「商品」をPRする方法です。

※最大の売上を期待できますがコストも高くなります。
ここまでが大企業が取ることが多い戦略です。
それでは中小規模のお店はどのような戦略をとるべきか

集中型マーケティング

少ない「客層」にのみ、最適な「宣伝方法」で、最適な「商品」をPRする方法です。
(ニッチ戦略とも言われています。)

この方法をとって、着実にファンを増やしているお店が非常に増えてきており、また成功しています。
ちなみにサニポは上で紹介した3つ全ての方法を低コストで実現することが目的です。

 

いかがでしたでしょうか?

繰り返しになりますが、
正しい商品PRとはあなたのお店と商品に合った
PR方法を選んで実践することです。

今回のまとめが何かのご参考になれば幸いです。
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次回もお楽しみ♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

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