サロンボード連携WEB予約&リピート増客メルマガのシステム提供を通じ、2200以上の美容院・サロンのサポートをしているリピーター集客ラボの清水です^^
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今回は業界NEWSです★
美容院、エステ、リラク、ネイル、アイビューティーなどのサロンや整体院をご経営されていると
フランチャイズ加盟しませんか?と、お誘いを受けたり
ご近所にライバルとしてフランチャイズ店舗があったり
少なからず関わりがあると思います。
ここのところ、小売業(コンビニなど)と外食業のフランチャイズ化が、かなり進んでおり店舗が増えてきています。
私たちの美容業界も同様です。
今後、フランチャイズ店舗というライバルが確実に増加します。
ということで、美容院・サロン・整体院などのフランチャイズ店舗の強みと弱みを集客アドバイザーの観点からお話しさせていただきます。
あなたのサロンがフランチャイズ店舗に打ち勝つ!そのヒントになると幸いです。
1)そもそもフランチャイズって何?
まず、フランチャイズとはブランドを持った大手サロンがそのブランドの名前や扱ってる商品などを、加盟店である個人経営サロンなどに提供し同じブランドとして営業させ、その対価として加盟金やロイヤリティを支払う契約です。
2)5年間で700店舗以上も増加!
それでは、美容院・サロン・整体院などのフランチャイズ店舗はどれくらい増えているのでしょうか?
日本フランチャイズチェーン協会(JFA)が公表した統計データによると
◆2011年
店舗数:4,146店舗
売上高:98,137,000,000円
1店舗あたりの売上高:2,367万円
◆2016年
店舗数:4,875店舗
売上高:107,964,000,000円
1店舗あたりの売上高:2,214万円
◆伸び率
店舗数:729店舗(35.7%↑)
売上高:9,827,000,000円(10%↑)
1店舗あたりの売上高:ー153万円(9.4%↓)
という結果で700以上もの美容院・サロン・整体院などのフランチャイズ店舗が5年間で増えたことになります。
3)フランチャイズに加盟する2つのメリット
さて、ここまで増えたということは加盟するメリットが大きいからという理由があると思います。
まず第一に挙げられるのが『サロン開業までのサポート』
これが徹底されていることです。
これが徹底されていることです。
例えば、安定した客数を見込める立地に出店できるように調べてくれます。
さらに、フランチャイズ店舗が同じシステム・販促物・商品を使うため初期費用を安くでき、物件契約の時の審査にも大手ブランドの屋号を使うため信頼度が高く有利になります。
第二として『サロン開業後のサポート』
これは企業によって様々ですが、主に以下のメリットがあります。
これは企業によって様々ですが、主に以下のメリットがあります。
集客・スタッフ求人の広告費が他の店舗と一緒に行えるので安くでき、顧客・売上などのデータ分析やスタッフの教育などのサポートがあります。
ということで今後、個人規模で経営している美容院・サロン・整体院においてフランチャイズ店舗というライバルは増え続けるでしょう。
4)フランチャイズに加盟する2つのデメリット
しかし!
店舗数は増えているが、1店舗あたりの売上高は平均153万円も下がっています。
ということで美容院・サロン・整体院などのフランチャイズ店舗に加盟するデメリット、リスクについてお話し『弱み』を見える化します。
フランチャイズ加盟を検討されている人にも、 ライバルのフランチャイズ店舗に打ち勝ちたい人にも、ご参考にしていただける内容です^^
まず第一に挙げられるのが『自由度が低い』ということです。
フランチャイズに加盟して屋号を提供してもらうという事は、サロンのコンセプトや方針を本部に従わないといけない!ということです。
つまり、あなた個人のアイディアや戦略を活かせないだけでなく、やりたくない事もやらなくてはいけない場合もあるでしょう。
そして、第二に挙げられるのが『金銭的リスクがある』ということです。
経営的に赤字の時にもロイヤリティが発生し、事業契約に制限があるため長期休暇も取りづらく、契約違反により違約金や一方的に加盟解除される場合もあります。
こうしたデメリットを考慮して、それに見合ったメリットがあるかしっかりと見極めなければ、下手をすると通常の開業よりも大きなリスクを負うことになったり
自分らしく仕事をしたくてサロンを開業したのに縛られる…
ということにもなりかねません。
5)フランチャイズ店舗の弱み
さて、ここまでフランチャイズ店舗のメリットとデメリットを紹介しました。
そこから見える『フランチャイズ店舗の弱み』とは・・・
当サロン(私)だけ!という関係性を作りにくい
ということだと思います。
初期費用・設備・サポートは本部がある程度やってくれてその部分は大いに助かりますが、そのメリットを生み出すためにサービスを一律にしています。
多くの加盟店舗での成功事例を基にして仕組化したサービスを一律でノウハウ提供しています。
つまり多くの人が喜ぶであろうサービスとなっていますので、お客様それぞれに合わせるサービスとは対極にあります。
これではサロンとお客様との1対1の関係性が築きにくいため
「この人にやってほしい!」
「他の人には任せられない!」
とお客様に思ってもらいにくい。ファンになり辛いのです。
ファンになってもらえないと情報が多く、ライバルも多い現代ではお客様離れが進んでしまい安定した経営ができなくなります。
6)まとめ&次回予告
フランチャイズ店舗の弱みである1対1の関係性を強化することが、個人経営サロンが大手チェーン店に打ち勝つことに繋がっていきます。
さて、次回はどのように1対1の関係性を強化していくべきか?私のクライアントのサロンの事例を交えながら具体策を紹介します。
どうぞお楽しみに♪
最後までお読みいただきありがとうございました。