美容室・サロンを運営する中で経営者にとっては予約の無断キャンセルやドタキャンは大きな損害になります。
私のクライアントである美容室・サロン経営者からも「キャンセル防止策の良いアイディアはありませんか?」とよく質問があります。
あなたの経営する美容室・サロンでは予約の無断キャンセルはドタキャンの対策は何かされていますか?
今回は美容室・サロンの予約の無断キャンセル、ドタキャンについて深く考えたいと思います。
1)美容室・サロンは無断キャンセル・ドタキャンの多い業界?
ホットペッパービューティーを運営するリクルートの調査では「理・美容室は予約キャンセルをしやすいサービスである」と答えた人が20.4%いました。
ちなみに1位は飲食店、2位は病院クリニック、3位が理・美容室です。
これは経営する側からしたらたまったもんじゃない数値…
2)無断キャンセル・ドタキャンをする理由は?
さらにこれまでに美容室・サロンの予約のキャンセルを行った理由について聞くと
1位:37.4% 家庭・家族の事情(冠婚葬祭と重なった etc.)
2位:19.8% 仕事上の事情
美容院・サロンを経営する側はこの理由を言われては何も言えないですよね…
仕方ない事情であると言えます。
3)無断キャンセル・ドタキャンはどれくらい起こるか?
美容室・サロンの予約をキャンセルした人の中で「予約キャンセルの連絡は電話でする」という人は全体の54%。
「メールで連絡する」という人は16%でした。
ただ、きちんと美容室・サロンに予約のキャンセルを連絡してくれる人は40~60代の方がほとんど。
美容室・サロンを頻繁に利用するメイン層である20~30代では予約キャンセルで連絡をする割合はかなり低く「無断キャンセルをした」という回答は20代が
最も多くなっています。
4)お笑い芸人が経営する店が警察に相談
2017年の末に、興味深いブログ記事を発見しました。
お笑い芸人であるのジーニー堤さんが経営する飲食店で予約の無断キャンセルがあり、警察に被害届めで出した!しかし、受理されなかった…とのこと。
出展:ジーニー堤さんの公式ブログ↓
https://ameblo.jp/g2tsutsumi/entry-12339383896.html
受理されなかった主な理由は
・電話番号と名前が本物か分からない。
・被害届は犯人が分からないと難しい。
・犯人が分かっていたところで故意や悪意かの立証は難しい。
・そもそも確認を怠った落ち度がある。
だったそうです。
業種を問わず、皆さん本当に苦労されていますね…
急なキャンセルが発生した場合、繁忙期であれば空いてた予約枠を埋めることもできるかもしれません。
しかし、いつもそうとは限りませんよね。
無断キャンセル・ドタキャン
↓↓
損害になる
これが基本形だと思います。
※前章までのご注意
美容室・サロンを利用するメイン層である20~30代に無断キャンセルが多い!と、ホットペッパーを運営するリクルートの調査結果を交えて紹介しました。
ただ、あくまでこちらはホットペッパーを利用する人のアンケート調査結果です。
ホットペッパーはクーポンサイトですので、「より割引してくれる・より安く利用できる美容室・サロンを探している」人が多いのは自然なことです。
「予約はしたものの、予約したサロンよりも安く利用できる美容室・サロンを直前で見つけてキャンセルした」なんて状況が多いことが予想できます。
元々あなたの美容室・サロンを利用している既存客よりも、ホットペッパーから予約するお客様の方がキャンセルが多い!ということも考えられますので、
20~30代のお客様に無断キャンセルが多い!というデータはあくまで参考程度に受け止めてくださいね^^
5)具体策その1:事前連絡
しかしながら、当日キャンセルや無断キャンセルに困っている美容室・サロンが大変多い!ことも事実です。
この被害を減らす具体策を2つ紹介します。
まず、1つ目は事前連絡をしてあげることです。
ホットペッパーを運営するリクルートの調査結果で「美容室・サロンの予約を、無断でキャンセルした経験がある」と答えた人の中で、自分が美容室・サロンを予約したということ自体を忘れてキャンセルしてしまう「予約忘れ」が8.9%います。
こちらは、予約した前日などに「明日は予約の日ですよ」と連絡することで回避することができます。
事前連絡することで、予約を忘れていたお客様に思い出していただくのと、来店までの心の準備をしておいてもらうことで、来店当日に「行くの面倒になっちゃった…」とキャンセルされることを大きく減らす効果が出ます。
事前連絡のコツとして、電話で事前連絡をするのは、お客様もビックリしてしまうしサロン側の手間もかかるので私達はメールでの連絡をオススメします。
私達の提供するWEB予約システムなら、事前連絡のメールが自動で配信されます。
WEB予約システムの詳細はこちら
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6)具体策その2:キャンセル規定
美容室・サロンでの無断キャンセル・ドタキャンはその枠が突然なしになる…
そして、その枠に予約をしたかった別のお客様を断っているという可能性もある…
その場合の被害損失は2倍です。
それを防止する2つ目の具体策はキャンセル規定を作ることです。
キャンセル料
当日→予約メニュー料金の50%
前日→予約メニュー料金の30%
前々日→予約メニュー料金の10%
といったルールを作りお客様に告知することです。
そこで個人経営サロンが実際にキャンセル料を請求することはなかなか難しいと思います。
ただ、実際にはキャンセル料を請求しないにしても、このような「キャンセル規定」を作って告知しておくことで、かなりの被害防止になります。
予約前と予約直後に「当日キャンセルは料金がかかるので予約日時のご変更はお早めに」と一言伝えておきましょう。
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いかがでしたでしょうか?
美容室・サロンの予約の無断キャンセルやドタキャンという被害、
そして、お客様とのトラブルを避け気持ちよくキャンセルや遅刻を減らすためには「お客様にしっかりと声をかけていく」ことが大切です。
是非あなたの経営する美容室・サロンでもお試しください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。