エステサロンの方で、集客の為にチラシ作りをしている方は多いと思います。
しかし、なかなか集客の効果が出ない…と悩んでいる方って意外と多いですよね。
効果がないからチラシ作りやめてしまったというエステサロンの方や、作ったけど配りきれなくて余ってしまってる…という声をよく聞きます。
また、最近ではネットでの集客に力を入れているエステサロンの方も多いですよね。
でもネットでの広告には意外と費用がかかる…とデメリットもあります。
そこで今回は、少ない費用でチラシ作りをする方法や、集客に効果の出やすいチラシの作り方から配り方をご紹介していきますので、是非参考にしてみてください!
1.エステの集客にチラシは効果ある?
2.エステのチラシの作り方は?
2-1.業者に発注する
2-2.自分で作成する
3.集客に効果のあるチラシを作るには?
3-1.ターゲットを絞る
3-2.メニューを絞る
3-3.写真を入れる
3-4.キャッチコピーで心を掴む
3-5.住所や地図などのエステサロンの情報を入れる
3-6.クーポンや期間限定などで来店のきっかけを作る
4.集客に効果のあるチラシの配り方は?
4-1.手渡し
4-2.ポスティング
4-3.カフェや周辺施設に置いてもらう
4-4.業者に頼む
4-5.新聞の折込チラシ
1. エステの集客にチラシは効果ある?
集客をする為のチラシ作りですが、実際に効果はあるのでしょうか?
一般的にチラシは1000枚配って反響は1人ある程度と言われています。
そう考えると、ネットで広告を出した方が良いんじゃないか?と考える方も多いと思います。
しかしネットでの広告は、たくさんの種類がありますが、意外と費用がかさむもの。
美容情報サイトへの掲載も無料って紹介されてたけど、集客の効果を出す為には結局費用かかるじゃん!となることも多いと思います。
それに比べてチラシは一度作成してしまえば、あとは印刷費用だけでOKと手軽さもあります。
集客に効果の出やすいチラシ作りができれば、1000枚で1人ではなく、5人、10人と反響の出る可能性も高くなります。
単にチラシを作って配っても効果は少ないかもしれませんが、効果の出やすいチラシ作りを行えば、ネット広告に費用をかけなくてもチラシだけで十分に集客することも。
そうなればエステサロンにとっても嬉しいことですよね。
2. エステのチラシの作り方は?
エステサロンのチラシはどのようにして作っているのでしょうか?
ここではチラシの作り方についてご紹介します。
2-1.業者に発注する
チラシ作りはチラシのプロに頼む!というエステサロンの方も多いと思います。
業者への発注も色々な種類があります。
デザインから全てオーダーメイドで発注したり、用意されたテンプレートの中から好みのデザインを選んだり、写真撮影なども頼めたり、費用によって選択すると良いです。
発注から印刷・配布までを全て行ってくれる業者もあります。
もちろんその分費用もかかりますが、配布は時間と労力がかかり一人では限界があるので、業者に頼むのもひとつの手だと言えます。
2-2.自分で作成する
パソコンが得意な方であれば、自分でデザインして作るということも可能です。
また、手書きで作っているというエステサロンもあります。
どちらも自分の時間を割くだけで費用はかかりません。
手書きのチラシであれば、アットホームで親近感を与えられるというメリットもあります。
しかし、エステサロンのイメージと合っていなかったり、ターゲットのお客様と合っていない場合もあるので注意が必要です。
3. 集客に効果のあるチラシの作るには?
ここからは集客に効果の出やすいチラシを作るためのポイントをご紹介していきます。
3-1.ターゲットを絞る
何よりもまずはターゲットを絞ることが大切です。
エステサロンを運営していく上でもとても重要なことになります。
ですから既にターゲットを明確にしているエステサロンも多いとは思いますが、チラシの効果を出す為にも大切ですのでご紹介します。
チラシを作る時に、誰に来店してほしいのか?
どんな人に向けてこのチラシを作るのか?
を考えてみてください。
もちろん集客の為ですから、たくさんの人に来店してほしい!という気持ちはあると思いますが、ターゲットを絞ることでチラシの効果はとても高くなります。
「肌が綺麗になる」「スタイル良くなる」
というチラシよりも、
「今より10歳若く見られる肌作り」「たるんだお尻をアップさせる」
というチラシの方がターゲットのお客様に響きます。
万人に受けなくても、ターゲットのお客様に響くことで集客に繋がる可能性は高くなります。
万人に受けることを考えても、実際には誰にも響かないことの方が多いのです。
ですから、まずはきちんとターゲットを絞っておくことが大切です。
3-2.メニューを絞る
ターゲットを絞ったら、次はメニューを絞ります。
エステサロンには様々なメニューがありますから、全てを推したい気持ちもわかりますが、色々ありすぎるとお客様には伝わりません。
メニューを絞るポイントは、ターゲットのお客様に寄り添うことです。
ターゲットのお客様はどんな悩みを持っているのか?
どうなりたいと思っているのか?
を考えてメニューを絞っていきます。
ターゲットのお客様が持っている悩みを解決できそうなメニューであれば、行ってみたい!と思ってもらえます。
また、ターゲットのお客様がどうなりたいと思っているのか?
あなたのエステサロンに来店することで、こんな自分になれそう!と期待してもらえることで、集客の可能性はぐっと高くなります。
また、エステサロンの得意な施術やこだわりのメニューがあれば、それをうりにするのも良いです。
その時もターゲットのお客様に寄り添うことが大切です。
ターゲットのお客様が20代の働く女性なのに、アンチエイジングが得意だと当てはまりません。
そういった場合は、アンチエイジングの方法で20代の女性に応用できそうなメニューを考えたり、今のうちにやっておけば保てる!などといった内容にするなど、工夫することが大切です。
3-3.写真を入れる
あなたのエステサロンにまだ来店したことのないお客様は不安を持っています。
どんなエステサロンだろう?
どんな人が施術するんだろう?
誰でも初めて行くお店では、そういった不安を少なからず抱えますよね。
そういった不安を取り除く為にも写真を掲載することは大切です。
エステサロンの雰囲気がわかる写真や、スタッフの写真、施術中の写真などを掲載することで、お客様の不安を解消し来店へと繋げることが可能になります。
特にエステサロンは非日常の空間を味わうことが出来たり、リラックスや癒しのイメージをお客様は期待しています。
ですからお客様がチラシの写真を見てこのエステサロンに行ったら、すごく癒されそうだなと感じてもらえることは集客にとって大切なことです。
また、ビフォーアフターの写真などを掲載するのも、エステサロンの効果を示すことが出来ます。
本当に効果あるのかな?といったお客様の不安を解消することにも繋がります。
3-4.キャッチコピーで心を掴む
チラシにキャッチコピーは入れていますか?
入れていなければ、キャッチコピーを入れるのもオススメです。
エステサロンに限らず、チラシはたくさんありますよね。
あなたの家にも様々な業種のチラシが入って来ると思います。
興味のないチラシであれば、ほとんどの人がよく見ずに捨ててしまうことが多いでしょう。
しかしすぐに捨てられてしまうようなチラシでは、何の意味もありませんし、費用も無駄になってしまいます。
ですからお客様が思わず「おっ!?」と見てしまうようなチラシを作る必要があります。
その為にターゲットを惹きつけるキャッチコピーは効果的です。
キャッチコピーですから一番目立つように入れましょう。
キャッチコピーを考える上でのポイントは、ターゲットを絞り、ターゲットの悩みに寄り添い、ターゲットのこうなりたい!を考えることです。
キャッチコピーについては以下の記事で詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。
3-5.住所や地図などのエステサロンの情報を入れる
意外にもエステサロンの情報をきちんと入れていないチラシもあるようです。
住所は掲載しているけど、予約する為の電話番号やHPの情報がない…。
これでは来店したいと思ってもらえたお客様がいても、予約ができずに来店には繋がりません。
とてももったいないですよね。
また、情報が少ないとお客様は不安に感じます。
このエステサロン大丈夫かな?と不安を感じさせてしまっては意味がないので、出来るだけエステサロンの情報は掲載するようにしましょう。
住所だけでなく、地図も掲載したり、最寄り駅からのアクセス方法なども掲載することで、お客様も場所のイメージがしやすくより良いと言えます。
3-6.クーポンや期間限定などで来店のきっかけを作る
以上の内容で、何人かのお客様があなたのエステサロンを気になってくれたとします。
しかし実際に来店してくれるのは、この中の何人でしょうか?
全員が来店してくれれば良いのですが、お客様もきっかけがないとなかなか来店までには至りません。
ですからこちらから、来店のきっかけを作ることも大切です。
クーポンや期間限定のキャンペーンなどは、お客様にとってもわかりやすく、来店のきっかけになりやすいです。
もし痩身エステに興味がある…というお客様が、一回お試しなどのキャンペーンがあれば来店しやすくなります。
そういった来店のきっかけを作ることもチラシでは可能です。
さらに、チラシを作る上で「やってはいけない」ことがあります。
こちら(↓)の記事にまとめてありますのでご覧ください。
4. 集客に効果のあるチラシの配り方は?
では、チラシの配り方にも集客の効果に差はあるのでしょうか?
配り方にも色々ありますのでご紹介します。
4-1.手渡し
エステティシャン自らチラシを手渡しする方法です。
地域密着型のエステサロンであれば効果的と言えます。
地域の方にエステサロンの存在を知ってもらえるきっかけにもなりますし、施術している人の顔がわかることで安心感を与えます。
開業したばかりのエステサロンであれば、近所の方への挨拶も兼ねてチラシを渡すことも出来ます。
ただ営業中には配ることが出来なかったり、時間帯が限られたりと、デメリットもあります。
4-2.ポスティング
近所の家のポストに入れる方法です。
こちらも地域の方にエステサロンを知ってもらえるきっかけになりますし、営業時間前などに配りに行くことも出来ます。
ですがポスティングが出来ないマンションがあったり、他のチラシに紛れてすぐに捨てられてしまう可能性が高いというデメリットもあるので注意が必要です。
4-3.カフェや周辺施設に置いてもらう
こちらは配りに行くのではなく、お客様に自ら取ってもらう方法です。
お客様は自ら取っていますから、その時点で興味をもってくれているという事になります。
来店してくれる可能性も高いかもしれません。
置いてくれるならどこでも良いではなく、ターゲットのお客様がいそうな場所を選ぶことが大切です。
ターゲットのお客様がいない場所に置いても誰も手に取ってくれませんよね。
場所選びは大きなポイントとなります。
4-4.業者に頼む
配布を業者に頼むことも可能です。
実際に自分でチラシを配布をすることはとても大変ですし、営業しながら配布するのは時間的にも厳しいというエステサロンも多いと思います。
ですから業者に頼んでいるエステサロンも多いですよね。
もちろんその分費用もかかります。
ただ費用がかかる分、配れる量も倍以上となりますので、必ずしもデメリットとは言えません。
4-5.新聞の折込チラシ
新聞の折込チラシは中高年をターゲットとしているエステサロンであれば効果的と言えます。
ネット社会とは言え、新聞を購読している世代の人にとってはネットは怖いという気持ちもまだまだあります。
ですからテレビや新聞は信用できると感じています。
その信用できる新聞に入っているチラシであれば、信用できるし見てしまうという方は多いのが特徴です。
また、スーパーなどのチラシが多い中で、エステサロンのチラシは折込チラシとしては少ないですから、ライバルが少ないのもメリットです。
いかがでしたか?
最近ではネットを使った広告が多く、チラシに力を入れているエステサロンも減ってきているかもしれません。
ですが、効果的なチラシを作ることが出来れば、ネットの広告にお金をかけるよりも、集客に効果が出る可能性もあります。
ネットでなかなか集客の効果がでないと感じているエステサロンの方は、一度チラシの作成を考えてみるのも良いかもしれません。
是非参考にしてくださいね!